聞いてくれ! 第46回
「世界選手権発、北京行!」



長〜〜い、梅雨もやっと終わり、これから夏本番って感じですが、みなさん、いかがお過ごしですか?
海にプール(排水口には気をつけて!)、花火に浴衣姿の女性??楽しみがいっぱい。
っていっても、きゃっするはとても忙しいんですけどね・・・

まぁ、そんな訳で(どんな訳???)、今回の「聞いてくれ」は、世界選手権でのきゃっするの感想を聞いてもらいましょう!

既にみなさんご存知だと思いますが、先日行われた、オランダ・アムステルダムでの世界選手権(ゴールドカップ)で、日本チームが7位という成績を残しました。
きゃっするが初めて日本代表としてプレーしたのがシドニーパラリンピック。
その時から、なかなか8位という壁が破れませんでした・・・。
今回の7位という成績は、過去の日本の最高順位と並んだわけですが、昔は今みたいに、切断選手やミニマムの選手は出場できなかったみたいですね。ルールや持ち点なども大きく変更されているので、今回の7位は非常に価値があるものだと思います。
※7位と8位じゃ大違い。7位に入ったことで、アジア・オセアニアの枠が1つ増えるんですよ!

今大会を振り返って一番感じたことは、若手、中堅、ベテランと非常にバランスがよくて、コミュニケーションもしっかりと取れていたということですね。
毎日、選手だけでのミーティングを行い、みんなで意見を出し合いながら、そこで出た意見や疑問をスタッフに報告する、というような形をとっていました。
これが全員の意思統一(共通理解)につながり、いい内容のゲームができた要因だと思います。
また、今までベテランが中心(大島・是友・京谷・森・杉浦)のチームでしたが、若手(藤本・香西・野沢)の台頭で少しずつチームのカラーも変わってきました。中堅(鈴木・藤井・前田・田中)どころもコート上、ベンチなどでチームを盛り上げてくれ、とても良い雰囲気を作ってくれていました。
チーム全体のレベルと質が上がり、誰がスタメンで出ても大きく変わらなくなってきたことは、今後の日本代表にとって非常に大きな収穫になったと思います。

それから今大会を通じて、日本チームは、「ディフェンス」が非常に良かったと思います。
どんなにリズムが悪くても、最終的にはディフェンスで立て直していましたからね。
7位、8位決定戦のイタリア戦も、第3Qまで16点の差をつけられていたのですが、最後まで諦めることなく、前線から非常に良いプレッシャーをかけて、相手のミスを誘い、16点差をひっくり返しました。
準々決勝のアメリカ戦も、一時は大きく離されかけましたが、ディフェンスでプレッシャーをかけ、残り1分30秒で5点差まで詰めましたしね。
ディフェンスでしっかり粘り強く守り、相手のリズムを狂わせる。これが今の日本の形だと、この大会ではっきりしました。今後もこのスタイルは継続していくべきだと思います。
「ディフェンス=最後まで諦めない=気持ち(気迫)」。これが今回の日本チームにはありました。シドニーパラリンピックで、選手の気持ちの弱さに愕然としましたが、少しずつですが、確実に精神的に強くなってきていると思いますよ。
きゃっするイズムが浸透してきたかな?(笑)少なくても京谷塾塾生には浸透しているはずですよ!

確実に世界との差は縮まって来ています。ただ、今のままでは絶対に上には行けません。
日本全体のレベルアップと意識を変えていかないと。選手もコーチも審判も・・・・。
ちょっと辛口になりますが、選手は日本代表として世界と戦いたいなら、それなりの練習をしろ!って感じです。
口だけじゃなくて行動で示してほしい。週1回、2回の練習で日本代表になれるわけがない!そんな敷居は低くないよ、日本代表は!!
そして、特にクラス1の選手、きゃっするより練習しないと、日本代表なんてなれないからな!!
コーチについては・・・・この場でのコメントは差し控えさせていただきます。 
聞きたい方は、どこかでお会いした時に!!
審判にはもっと世界の基準を知ってもらいたいですね。先日の「のじぎく杯」でのジャッジには疑問だらけ。確かにきゃっするも国際試合での当りが染み付いていて、結構激しかったと思うけど。日本国内では日本の当りをして、日本の笛に合わせる??
本当にそれでいいのかな?

ちょっと話しがズレてしまいましたが、北京パラリンピックでは、今回以上の成績が求められるはずです。そのためには日本の車椅子バスケットボール界全体が変わらないといけないと思うんです。
世界選手権に出場した選手・コーチ陣・審判が今回の世界選手権で得た、経験、自信、そして課題をそれぞれのチームや強化指導部、審判部に持ち帰り、高い意識を持ってトレーニングなり勉強していくことが、日本のレベルアップに繋がっていくと思います。

さぁ、次は2年後の北京パラリンピックです。今回の結果に決して満足することなく、自分のやるべきことをしっかりやって、日々の練習から高い意識を持って取り組んでいこうと思います。そして北京では今回以上の成績を残して、・・・・・・・。
とにかく、もう一度あの舞台に立つために、今、自分にできる事を全力でやります。
みなさん、これからも応援してくださいね。