聞いてくれ! 第38回
「夏の苦〜〜〜い、思いで・・・」


みなさんもひとつやふたつ夏の思い出ってありませんか?いや、きっとあるはずです!
甘〜い思い出、苦〜い思い出。きゃっするにもそんな思い出が数多くあります。
今回の「聞いてくれ」はきゃっするの「苦い」夏の思い出を聞いてもらいましょう。

今から15年前、19歳の夏の出来事。当時きゃっするは横浜に住んでいました。
田舎もんのきゃっするにとって、横浜と言う街は、とても刺激的で見るものすべてが新鮮でした。
練習が休みの前日には、よく先輩と「ナンパ」をしに街にくり出していました。
お決まりのナンパの場所は、今はもう無いと思うけど、「ベイサイドクラブ」というディスコ(今はディスコとは言わないよね?)でした。(あとは、横浜駅周辺と山下公園かな!?)
そのベイサイドクラブを歩き回っていると、2人組の女の子を発見。早速声をかけることにしたのです。
「一緒に飲まない?」そんなことを多分、言ってたんでしょうね〜。2人は別に嫌がることも無く一緒の席に座ることに。しばらくして、別の場所に移して飲みなおそうという事になったのですが、先輩は車で来ていて、向こうの女の子も車で来ていたんです。(もちろん運転手は飲んでいませんでしたけどね・・・)。ここで先輩が、「お前、あっちの車乗れ!」と言うのです。しかし、運転している子は「お○ブちゃん」タイプでしたので、断固拒否しました。仕方なく、先輩は女の子たちに「後ろから着いてきて〜」と言って車を走らせたのです。
しばらくして、先輩が「これで逃げられたらシャレにならんなぁ〜」と言ったので、きゃっするは、「絶対にありえないよ〜、大丈夫!」と・・・。
そして交差点に差しかかって、右折しようとした次の瞬間、なっ、なんと、後ろの車は左折して遙か彼方へ消えていってしまったのです。
先輩が、「ほら〜、お前があっち乗っていればこんなことにならなかったのに〜〜」と言うのですが、きゃっするは、「だって、○ーちゃんだよ!ブ○ちゃん!絶対に無理だよ〜」と自分の非を認めようとしませんでした。

しかしそんな事ではめげない先輩ときゃっする。
そのまま一度寮へ帰って海へ行く準備をし、いざ、湘南海岸へ。夜中に出発して早く着いてしまったので、路駐してしばらく仮眠を取ることにしたんです。朝方、窓をコツコツ叩く音がしたので、目を開けると、そこにはなんと警察が・・・「車を移動してください」という事だったのですが、正直ビビリましたね。なんで、悪いことをしていないのに警察の前だと緊張するんだろうね〜?実は過去に何かあったりして・・・(笑)。
そんなこんなしているうちに、日も昇り、海には続々と人がやってきました。
先輩ときゃっするは、場所取りをして、それからまたまた女の子探しへ。前日の苦い経験があるだけに、2人ともなかなか声をかけることができずにいたんです。カップルが多く、なかなか目ぼしい2人組も見つからずに時間だけが過ぎて、気が付けばもう人が帰り始めている時間になっていました。
これじゃ、「海に来た意味が無い」と、必死で探す先輩ときゃっする。
諦めかけた時、2人組の女の子を発見。しかも一人は超〜〜かわいい〜〜〜。「これは絶対に声をかけなきゃ」。どっちが声をかけたかは忘れましたが、すごく好感触。そのままカラオケに誘ったら、すんなりとOK!本当に最後の最後でナンパに成功したんです。
もちろんきゃっするはかわいい子の方に近づいて話をいっぱいして、好印象をアピール。しかしこれが、後でとんでもない事件に発展するとは、このときは知る由もありませんでした・・・
カラオケでは大いに盛り上がりました。帰り際、きゃっするはお気に入りの子に電話番号を教えてもらって、後日連絡することになったのです。そして後日改めて電話をかけてみたんです。すると、片言の日本語(女性の声)で、「○○はいないよ、あんた誰?」と言われ、「○○とはどんな関係?」まで言われる始末。困ったきゃっするは、「それじゃ、結構です」と言って電話を切ったんです。
なんだったんだろう??と疑問に思いながら、「もう電話すんのやめよう〜」と思っていたんですが・・・。

そして、その日の真夜中、きゃっするが寝ていると「おい!お前」と言う声が・・・
目を明けると、そこにはヤクザ風の2人の男が立っているのです。ビックリしたきゃっするは、「あんたら誰?なにしてんの??」と聞くと、「お前、○○って女、知ってるか?なに、手〜だしてんだ〜、コラ〜〜」とドスの利いた声で言うのです。
きゃっするは、「知ってるけど、手なんかだしてね〜よ!」と眠さのあまりイライラ状態。
しまいにゃ、その男、タバコを吸い始めて、あーでもない、こーでもないと、きゃっするを脅してくるんですよ。きゃっするもだんだん腹が立ってきて、「もういいから、手ださないし、電話もしないから、帰ってくれる?いい加減、警察呼ぶよ〜」と言って、とっとと帰ってもらったんです。
それから何日か経って、例のヤクザ風の男がどこで調べたか知らないけど、寮の電話に電話をかけてきたんです。「お前、○○に手だしてないだろうな〜、手だしたら、ただじゃすまないからな!」とまたまた脅しをかけてきたので、きゃっするは機転を利かせ、「あんたらどこの組の人?こんなことあったからさ〜、○○組のおじさんに相談したんだよね。そしたら、どこの組のもんか聞いとけって言われてさ。で、あんたどこの組の人?」と超ハッタリを噛ましてみたんです。
そしたらその男、急に態度が変わって「俺はそんなつもりはないから、ただ、お前が○○に手ださなければいいだけだから、じゃーな、プップープープー・・・」電話を切られてしまいました。
それ以来、その男から電話がかかってくることはありませんでしたね。しかし、突然のきゃっするのハッタリ、すごいと思いませんか?もしそのまま違う方向に発展していたら・・・
そう思うとゾッとしますね。

しかし、これは本当の話ですからね。一緒にナンパした先輩に話したら、「俺、あの子にしなくて良かった〜」と言っていました。しかも、その先輩シルビアという車を乗っていたんですが、別の先輩のシルビアが傷つけられていましたからね。とんだ災難ですよね、その先輩も・・・・
10代の頃のきゃっするは本当に「やんちゃ」でしたからね。ただこれは15年も前の話です。
現在のきゃっするは、まじめな好青年!?ですからね。

これから夏本番、みなさんも夏の「苦い」思い出ではなく、「甘い」思い出作ってくださいね。

※この話は、悪妻とお付き合いする前の出来事だということを付け加えておきます。(笑)