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「アテネからの始動」 今回の「聞いてくれ」は、アテネパラリンピックが終わっての感想を聞いてもらいます。 アテネパラリンピックでの日本チームの成績は、総合8位。 この結果にきゃっするはじめ、選手の誰もが満足はしていないと思います。 ただ、この結果は今の日本にとって「ふさわしい結果」ではないのかと思い始めてきたのも事実です。 それはなぜか!?確かに日本のレベルはシドニーパラリンピックや北九州ゴールドカップに比べると、プレーの質やチームワークなど確実に上がっていました。 少ない国際試合の中でも、「俺たちはやれる」という自身もありましたから。 しかし、今回のアテネパラリンピックを戦ってみて、日本だけがレベルアップしていたわけではなく、他の国のレベルも確実に上がっていたのです。 それでは、この差をどうやったら縮められるのか? いろいろ考えてみたんですが、やっぱり一番は、国際試合の経験を増やすことだと思うのです。 日本での合宿などで外国人選手をイメージしながら練習をしてきましたが、実際に試合をしてみて、外国人選手のスピードや動きの速さ、リーチの長さなど、「目」が慣れていないせいで、判断が遅れたり、迷ったりしていたような気がします。 実際に海外同士の試合を見ると、ギリギリのところにパスを出したり、プレッシャーを受けながら顔色ひとつ変えずにボールをキープしたりシュートに行っていましたからね。 得られる物はきっと多いはずです。(ただ、遠征代や合宿費は全部自費という痛い現実があるのも事実なので難しいこともありますが・・・) 北九州のチャンピオンズカップ、大阪カップと日本国内での国際試合の数も増えてきていますが、今まで以上に国際試合を経験していくことが世界との差を縮める最大の近道だときゃっするは思います。 こんなことを書いていると、日本は何にも通用しなかったと思われそうですが、そんなことはまったくありません。 今までやってきたプレーが随所に見られたし、強豪チーム相手にも日本のリズムで試合をする時間が以前に比べて多くなっていましたからね。 どうしても結果が出せなかったので、反省ばかりしてしまうのです。(苦笑) アテネパラリンピック最終戦(アメリカ戦)終了後、きゃっするは正直、何も考えられませんでした。 ただ、ベンチでチームメイトが涙している姿を見て、「あ〜、これで終わったんだ〜〜」と。 しばらくの間「ボォーっ」としていたら、コートには誰もいなくなっていました。 そして最後にもう一度、アテネのコートをこの目に焼き付けておこうと思って回りを見渡したとき、アテネパラリンピックのために費やしてきた4年分の思いが一気に弾け飛び、思わず涙を流してしまったのです。 悔しい気持ちはあったと思いますが、悔し涙ではなく、この4年間頑張った自分や支えてくれた家族、そして今まで応援してくれた人たちに対する感謝の涙だったと思います。 シドニーパラリンピックが終わった時は、悔し涙を流し、「絶対次のアテネではリベンジするんだ!」という気持ちになって、すぐに「アテネパラリンピック」という目標ができましたが、今回はなかなか目標・目的が頭の中に浮かんできませんでした。 多分、この4年間があまりにも充実しすぎて、少し頭の方も休みたかったんでしょうね〜。 でも今は、はっきりとした目標がみつかりました。 まずは、2年後のオランダでの世界選手権。 とにかく自分が日本代表として必要とされる限り、日本チームのために全力を尽くし、いろんな部分で貢献していくことが当面の目標です。(必要とされるように全力を尽くしますけどね) 北京については? シドニーパラリンピックでは若手として初参加、アテネパラリンピックは中心として2回目の参加、北京は頼れるベテランとして可能であれば参加したいですね。 自分の意思を継いでくれる同じ持ち点(クラス1)の選手と行ければ最高です。 年齢的にも1年1年が勝負になってくると思います。 それでもきゃっするは日本代表にこだわり続け、どんな時でも日本代表としての誇りと自覚と責任を持って行動していこうと思っています。 (もう、いい加減にしてよね! ̄□ ̄!!という悪妻の声が聞こえてきそうですが・・・(笑)) まだまだきゃっするの夢(目標)は終わることはありません。 さらなるきゃっするの挑戦にみなさん、期待していてくださいね。 アテネパラリンピックを応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。 みなさんの応援がきゃっするにとってとても大きな力となりました。 これからもきゃっするは全力で走り続けます。 これからも応援の方よろしくお願いします。 |
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