聞いてくれ! 第10回
「もうすぐバレンタイン♪」


もうすぐバレンタインですね。女の子にとっては特別な日なんでしょうけど、男の子にとってもバレンタインは凄くドキドキする1日なんですよ〜。
俺も小学校、中学校時代は本当にドキドキしてましたよ。

そんなバレンタインでとても辛く悲しい思い出をお話します。
小学校6年生の時好きな女の子がいて、その子とは一応両思いだったんです。
周りのみんなも「Aちゃんは、京谷の事好きなんだって〜」と言ってましたからね。
バレンタインの日が近づくにつれて、期待は大きくなるばかりで「どんなチョコくれるんだろう?」なんて勝手に想像してましたからね。

そして2月14日、バレンタイン当日。
案の定、休み時間にAちゃんの友達がやって来て、「Aちゃんが渡り廊下で待っててだって!」といいに来ました。
「わかった、すぐ行く!」というと、俺は猛ダッシュで渡り廊下に向かいました。
渡り廊下に着くとまだAちゃんは来てませんでした。はやる気持ちを抑えるのが大変で、「なにくれるのかな〜」とドキドキ、ワクワクしてました。
しばらくして、ようやくAちゃんがやって来ました。しかしちょっと様子が変なんです。
持ってて良いはずのチョコらしきものを何一つAちゃんは持ってないんです。しかもうつむいていて、話もしないのです。
「なに?なんなの??」と思った瞬間、Aちゃんの重い口がやっと開きました。
Aちゃん「私、京谷君も好きなんだけど、M君の方が好きなんだ〜〜」
俺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
Aちゃん「ごめんね〜、ごめんね〜〜〜(涙)」
俺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
Aちゃんの友達がどこからともなく現れてきて、
「Aちゃん、行こう!」
俺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

何がなんだかわからない俺は、「あれ?チョコは??もしかして今ふられたの?????」
間違いありません、さっきの言葉「京谷君も好きだけど、M君の方が好きなんだ」は別れの言葉だったんです。
小学生で別れるとかはなんか変ですけど、言ってしまえば「京谷君を好きになるの辞めた」みたいな感じですかね?
教室に帰ると他の男達がチョコをもらって喜んでいました。そんな光景を一人寂しく教室の隅で涙をこらえながら眺めていました。
好きでもない女の子から「義理チョコ」をもらい、更にみじめになってしまった俺でした。。。。。
その夜聞いた、「RCサクセション」の唄の歌詞の一部で「お月様お願い、あの子返して〜〜〜。」というフレーズが今でも忘れられません。
バレンタインの日が俺のはじめての失恋日となりました。

今時期女の子は手作りチョコを作ったり、プレゼントを何にしようとか大変だよね〜。
うちの娘は2人の男の子にチョコをあげるみたいで、今から二股とは先が思いやられそうです。。。

みなさんにとって最高のバレンタインになるように応援してますね。

今年は悪妻からなんか貰えるんだろうか??(独り言)