聞いてくれ! 第6回
「始まりは野球シューズから・・・」


私がサッカーを始めたのは小学校2年生。本当は野球がしたくて、(親父の影響が大きい)地元の野球チームに入ろうと思ったんですけど、「小学校3年生からじゃないと入れない」と言われ諦めたんです。
その後に姉の担任であった「西村先生」にサッカーやらないか?と誘われ、なんとなく始めたサッカーだったのです。(足が速くて、リレーの選手だったから誘われたらしい・・・・・・)

サッカーを始めるにあたって、サッカーシューズが必要ということで、家族で「長崎屋」に買い物に行くことに・・・・。
買い物に行く前、私は親父に
「3本線の入ったシューズ買ってね。」と言っていました。
(当時アディダスという名前を知らなかった。)
親父もむかしサッカーをやっていた?らしく「わかった」と言っていたはずなのですが・・・・・・・。

長崎屋に着き、スポーツコーナーに行くと思っていたのに、普通の靴屋さんの「ワゴンセール」の前で立ち止まって、
おう、これ丈夫そうでいいな〜〜〜」とシューズらしきものを取り出したのです。
確かに、黒に3本のオレンジの線が入っていて、靴の裏にはちゃんと「イボイボ」もついていました。
何も知らない母親は、「これでいいじゃないの?」と・・・・。もちろん私も当時は何も知らない訳ですから、
「これでいいよ」と言いました。
ちょうど同じ頃にサッカーを始めた「カッツ」という友達のお母さんにも、長崎屋で売ってるという情報をうちの母親は言ってたらしく、カッツと私は同じシューズに。。。。。
しかし、練習で初めてそのシューズを履いていたとき、私の目の前に驚くべき光景が・・・・・・・。
なんと、隣でシューズを履いてる人の
「イボイボ」の数が明らかに私のシューズより少ないのです。
他の人のを見ても確かに少ないんです。「あれ〜〜???」なんか変だぞ?と思い始めたとき、「お前、それって野球シューズだぞ〜!!」と言われたのです。「嘘?????」

家に帰り「これって野球シューズなんだって!」と親に話すと「買ったばかりだし、イボイボ減るまで我慢して履きなさい!」と逆に怒られる始末。
もちろん「イボイボ」がすぐに減るだけの練習はしていませんでしたから、半年ぐらい私とカッツは
「野球シューズ」でサッカーをしていたのでした。
その後イボイボも減り、念願であった「本物のアディダス」のシューズを買ってもらいましたけどね・・・・。
何故、親父はサッカーシューズと野球シューズを間違えたかと言うと、本当はあまり知らなかったらしく「イボイボ」がついていれば何でも良いと思っていたみたいです。
しかもあの当時、「巨人」のグッツがいっぱい売っていた頃で、その偽者が「ワゴン」の中に入っていたのです。
たぶん親父は
「アディダスの巨人のシューズ」と思いこんで買ったに違いありません。(その頃親父はだいの巨人ファンでしたから・・・・。)今度逢ったら確認してみようと思います。
私の最初のサッカーシューズ。それは、アディダスの巨人のシューズの偽物「野球シューズ」だったのです。